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独学で磨いた焙煎技術と偶然の出会いが生んだ

「琉球木炭」という特別な素材。

失われつつある炭文化を守りながら

沖縄の風土が育んだ味わい深いコーヒーを世界へ届ける。

 

これは、私の挑戦であり、未来への約束です。

​琉球ワールド代表 具志堅 保男

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琉球ワールドの歩み

学生時代〜社会人の入り口

沖縄の短期大学に通っていましたが、父の病をきっかけに中退。
家計を支えるため、愛知県の工場で“出稼ぎ”として働き、家族を支える日々を過ごしました。

その後、沖縄に戻り、ハローワークで見かけたコーヒー会社の「ルート営業兼配達」職に就職。
人と話すことが好きで営業職に挑戦し、営業主任まで昇進しましたが、給与面の限界を感じ退職。

 

本土での生活と転機(神奈川県藤沢市)

結婚・子育てを機に本土へ移住。クッキー工場などで働く中、「やっぱりコーヒーがやりたい」という想いが再燃。
焙煎機や火力調整を独学で研究し、愛知の焙煎士・川上敦久さんの情熱に感銘を受け、「炭焼きコーヒーで世界を目指す」と決意。
自作の焙煎機で寒空の神奈川でも毎日実験を重ねました。
 

沖縄帰郷と再出発

帰郷後は外壁塗装の営業職を1年経験しましたが、「これではない」という想いから退職。
本格的に焙煎工房立ち上げを決意しました。

 

琉球木炭との出会い

黒炭・備長炭など様々な炭を試すも理想に届かず。
ある日ホームセンターで手に取った炭が「琉球木炭」で、その柔らかな火力と深い香りに魅了されました。
さらに「琉球木炭職人」のT社長との出会いで、ヤンバルの木炭の奥深さを知り、これこそが理想の味だと確信しました。
 

焙煎技術の確立

琉球木炭を使うことで、苦味よりも香り・甘味・奥行きが際立つ焙煎が可能に。
火力のコントロール性も向上し、自分の焙煎スタイルが確立しました。
 
炭火が生み出す遠赤外線は、豆の表面を強く焦がすことなく、芯からじっくりと熱を伝えます。これにより、雑味を抑えつつ、豆が持つ甘みや旨味を最大限に引き出すことができます。
 
炭火焙煎は決して効率的ではありません。しかし、その不便さの中にしか生まれない、奥深いコクと澄んだ後味があります。

炭文化を未来へ

ヤンバルの木炭職人は5名から1名に減少し、高齢化も進行。
このままでは炭文化が消えてしまう危機感から、「琉球木炭」を素晴らしさを継承し沖縄の炭作りに貢献することを目指しています。

また、北中城に自社農園を整備し、コーヒーの花見や収穫体験など観光コンテンツを展開。
農園と連動した運営の実現に向け活動しております。

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